フケかゆみ対策

【この記事で分かること】

  • あなたのシャンプーの仕方回数は正しい?フケ・かゆみの症状を防ぐ、見落としがちなコツとは?
  • あなたの洗顔方法は、正しい?フケ・かゆみの症状を防ぐ、見落としがちなコツとは?

 

本記事を読むと、2つの疑問に対する答えを知ることが出来ます。

 

顔や頭は、身体の臓器の1つですが、直接、手で触ることができる珍しい臓器です。

脳、肺、肝臓などの臓器は、直接、触ることは出来ません。

 

シャンプーで頭を洗う時、顔を洗う時、かゆいとつい強く洗いがちです。

洗い方一つで、皮膚が本来持っているバリア機能を壊してしまうリスクがあることを前提に、頭と顔の洗い方について見直してみましょう。

 

顕微鏡で見た頭皮(毛根と毛細血管)は、柔らかくとてもデリケート

まずは、頭皮の毛根の動画映像をご覧ください。

ここに映っている細胞は、ミクロン(1/1000ミリ)レベルの、とても小さな細胞たちですが、極細の毛細血管に血が流れている様子や毛根の黒い色素が作られている様子が映っています

 

もし、この頭皮の組織を指でゴシゴシ洗ったら、どうなると思います。

きっと、表面の皮膚は傷ついてはがれるでしょうし、毛細血管も壊れ、内出血するでしょう。

 

壊れても、毛細血管なので、出血も少なく、たいして気にもとめないかもしれません。

でも、頭皮が傷つくと元気な皮膚の細胞のターンオーバーのリズムがこわれ、毛髪の成長には良い影響があるはずありません。

(動画)毛根の顕微鏡映像 - Root of the hair (40秒
※動画アップロード元  株式会社タイムラプスビジョン

 

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正しいシャンプーの仕方など、注意すべき点

仕方のコツと注意点

使う量

1回のシャンプーにシャンプー液は、どれ位使っていますか?

 

メーカーの説明によると、1回につき約3mlが使用目安量です。

 

使用目安量は、成分を頭皮に働かせる時の得られる効果に関係するので重要なポイントです。

 

少なすぎれば、期待する効果が、使い方が悪くて出ないことになります。

広げ方、成分を働かせる時間

シャンプー原液を頭皮に直接、ぬるのはNGです。

原液を手の平にとって、水で少し薄めて頭皮にぬります。

 

シャンプー液は、頭皮全体に広げます。

そして、頭皮全体に広げたシャンプー液の成分を3~5分働かせます

 

洗い方

もうお分かりですネ。

爪を立てて頭皮をゴシゴシ洗うのは、絶対やってはいけません。

 

頭皮を傷つけないよう、指の腹で優しく、頭皮を優しくもむように洗うのが、コツです。

 

皮膚炎ができている時は、特に頭皮が弱くなっていますので注意が必要です。

また、洗髪後は、シャンプー成分が残らないようにすすいで、十分洗い流すことが大切です。

 

もし、シャンプー成分が頭皮に残ると、成分が、皮膚に吸収され炎症を起こします。

シャンプー後のコツと注意点~乾燥と保湿

髪を濡れたままにしておくと、マラセチアが増え、症状の悪化につながります

 

洗髪後はドライヤーでよく乾かします

 

髪を濡らしたまま、寝てはいけません。

 

洗髪後に、保湿をしないと皮膚は乾燥し、ますます皮脂の分泌が高まってしまいます

 

保湿することで、皮脂の分泌をある程度抑制できます

 

洗髪後、頭皮用の保湿ローションを優しくなじませるだけで十分で、傷ついている頭皮をマッサージする必要はありません。

使用するシャンプーの選び方

抗真菌剤入りの低刺激のシャンプーが市販されていますので、ご自身の頭皮に合いそうな成分の商品を選びます。

 

病院では、ステロイドや抗菌剤を配合したクリーム、ローションなどが、医師から処方してもらうことができます。

 

 

 

(注意)肌タイプは、顔と頭皮では異なることがある

肌タイプは、部位によって皮脂の量に違いがあるため、「乾燥肌」とか「脂性肌」と言い切れません。

 

腕の肌が乾燥していても、顔や脇は皮脂が多く、べとべとしている場合があります。

 

頭皮も、皮脂が多い部位のため、脂漏性皮膚炎になりやすいのです。

 

 

「シャンプーしない」は、良くない

抗真菌薬入りのシャンプーは、人によっては刺激が強すぎることがあります。

 

その場合、毎日使用せず、週に1~2回の頻度に減らし、その他の日には、普通のシャンプーを使う方法でもOKです。

 

「シャンプーする」あるいは、「シャンプーしない」かは、自分の肌の状態を見て決めれば、良いのです。

 

まったくシャンプーしないで放置すると、皮脂汚れがたまり、雑菌の繁殖の原因になり、症状を悪化させます。

 

 

シャンプーの回数は、何回が良いか?

多くのアンケートによると、男女ともに11回が大半ですが、中には、12回と言う人もいれば、2日に1回という人もいます。

 

一体、脂漏性皮膚炎の人は、1日何回シャンプーするのが、いいのでしょうか?

 

答えは、11回、あるいは、2日に1回で十分です。

 

1回のシャンプーで2度洗いする人も、いるようですが、脂漏性皮膚炎の場合は、特に、洗い過ぎは、頭皮のバリア機能を保つには、決して良くありません

 

1日に2回洗う人も、皮脂を余分に洗い流してしまうため、頭皮のバリア機能を保つのには良くありません。

 

ちなみに、洗髪後に皮脂が元の量に戻る時間は、ライオン㈱で調べられたデータ(下の図)によると、だいたい24時間であることが分かっていますので、この数字からも、11回で洗髪すれば十分であることが分かります。

洗髪後の皮脂量の回復

資料元:ライオン家庭科学研究所「ヘアケアの科学」

 

 

 

洗顔の仕方、注意すべき点

頭皮は毛髪で守られていますが、顔には産毛しかありませんから、頭皮以上に優しく洗う必要があります。

この点を肝に銘じておきましょう。

洗顔の仕方のコツ

石鹸あるいは洗顔料を使って、11回洗浄します。

 

よく泡立てて優しく洗います。

 

泡で顔を洗い、手で直接、肌をこすらないことがコツです。

 

洗った後は、洗浄成分が残らないように、良くすすいで洗い流します。

 

落屑がある場合は、無理にこすらず、オリーブオイルなどで柔らかくしてから洗い流します。

一気に取ろうとすると、皮膚が剥がれて炎症が悪化することがありますので、毎日少しずつ剥がしていくようにします。

皮膚が弱い場合、低刺激性の石鹸や洗顔料を使用してください。

 

洗顔後の保湿をしっかり行う

洗顔後は、タオルで水分を拭き取り、なるべく早く基礎化粧品保湿します。

乾燥すると、皮脂の分泌を過剰にしてしまいます。

 

保湿する際には、手やコットンで、化粧品を優しくなじませます

脂漏性皮膚炎の人の中には、洗顔後の保湿をしない方もいますが、保湿しないと肌は、乾燥し、逆に皮脂の分泌を増やしてしまいます。

 

まとめ~脂漏性皮膚炎の人は、正しいシャンプーと洗顔の仕方を行います

 

あなたのシャンプーの仕方回数は正しい?フケ・かゆみの症状を防ぐ、見落としがちなコツとは?
   仕方のコツと注意点
    使う量
    広げ方、成分を働かせる時間
    洗い方
   シャンプー後の注意点~乾燥と保湿
   使用するシャンプーの選び方
   (注意)肌タイプは、顔と頭皮では異なることがある
   「シャンプーしない」は、良くありません
   シャンプーの回数は、何回が良いか?

あなたの洗顔方法は、正しい?フケ・かゆみの症状を防ぐ、見落としがちなコツとは?
   洗顔の仕方、注意すべき点    
   洗顔後の保湿をしっかり行う    

 

頭や顔は、シャンプーやせっけんで洗うと一言でいっても、洗い方を多くの人は習ったことがありません。

皆さんの日頃やっている洗い方は、今回ご紹介した方法と比べ、どうだったでしょうか?

もし、間違いに気づかれた場合は、すぐに改善してみて下さい。

洗うという行為が、症状の悪化や改善に対して影響しないように思えますが、積み重なると馬鹿にできない大きな影響が出ているかもしれません。

お家ケアの参考になれば幸いです。

 

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